忍者ブログ
小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
[615]  [614]  [613]  [612]  [611]  [610]  [609]  [608]  [607]  [606]  [605
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ストックは次回作終わって
さらにその次に入ってます



第二幕の準備編

キミにチカラをあげる
ボク、力のマテリアルだから








------------------------------------------------------------------------------------------
  【SIDE LEVI】
  【In LEVI】
------------------------------------------------------------------------------------------



こっちは相変わらず審議と否決の繰り返し。
外の様子は分かる。 そのせいか【闇】の反応速度が明らかに落ちてる。
なんとか呼応して現状打破したい。



(レビ)「それにしてもナノハのあの攻撃 えげつないなぁ
    相手が紙装甲のボクって分かってて打ってるんだろうし
    メッセンジャーの影響かな?」
(闇)「第328万7702案・・・」
(レビ)「ダメ」
(女性)「反対」
(闇)「反対多数 否決」




そういえば ずっと気になってるんだ。

【夜天の魔導書】には 多くの人格が内包されてた。
ハヤテの家族 騎士たち4人、
同じくハヤテにリインフォースと名づけられた管制人格、
メッセンジャーとして表に送ったボクらマテリアル3人、


ボクが知ってる限りの子は全部表に逃がした。
【こっち】のボクになるはずだった【力】も含めて全員。
ボクは【闇】を抑えるため残った。

それじゃ 目の前の【女性】は誰?
見た目は管制人格に近いけれど 彼女はハヤテとユニゾン中だ。
【向こう】から【こっち】に来たのはボクだけだし
【闇の書事件】の関係者は全員 表で【黒騎士】と戦ってるし。


彼女と会ったのははじめてじゃない。
夏の終わりに夢の中で会った。
秋の半ばには 闇に引きずり込まれそうになったボクを助けてくれた。
そして 今こうしてボクの行動と回答にあわせてくれる。
ただの通りすがり ということはまずない。






直接聞いてみようか 審議って形で


(レビ)「ハイ、ボクから質問 君だれ?」
(闇)「第328万7708案として審議を受領 回答保留」
(女性)「その形で聞いてくるのか  いや、率直で君らしいか。
    まぁいい 審議結果に任せるよ」
(レビ)「んじゃ 賛成1、どっちでもない2で可決ってことで」
(女性)「・・・まぁ そうなるだろうな。
    この空間では審議結果は絶対だが 拒否する理由も特に無い」

(闇)「意義なし よって可決。
    第328万7709案【蒐集行使と・・・」
(レビ)「何度でも拒否してやる」
(女性)「nine」
(闇)「反対多数 否決」






------------------------------------------------------------------------------------------
  【SIDE FATE】
------------------------------------------------------------------------------------------



蒐集不完全とはいえ さすがロストロギア。
わたしはもともと火力は高くないけど 手数でなんとかできる相手じゃない。
切り札の【ザンバー】を使っても決定打に欠ける。
なにか手はないか・・・



(アシ)『ねぇねぇフェイト』
(フェ)「お姉ちゃん!? あぁそっか」

アリシアお姉ちゃんは魔力稀薄で念話も使えない(繋がるけどすごく聞き取りづらい)
だから放れてるのに声がしてびっくりした。
通信回線なら携帯端末使って送れるものね。


(アシ)『思ったんだけどさ フェイトもなのはみたいに
    バルディッシュとバルニフィカス両方使って切り込んでみたら?』
(チビ)「おぉっ  "にとーりゅー" ってやつだな。
    エモノがふたつで強さも2倍だね」
(アシ)『そーそー サムライの憧れってやつ?』


お姉ちゃんのニッポンってやっぱよくわかんない・・・
ミヤなんたらさんだよねそれ すごく大昔だと思うんだ。


(フェ)「でも たぶんあまり意味ない。
    魔力刃のサイズを縮めれば片手でももてると思うけど
    聞き手はともかく 逆手で振るっても威力もキレも出せないから
    逆に弱体化するんじゃないかな」
(チビ)「そうなの? そんなんで諦めちゃうの?
    やったことあるの? やってみなきゃわからないぞ。
    ボク知ってるぞ 諦めたらそこで終わりなんだって」
(フェ)「そりゃ案としては悪くないし
    わたしだって できるならそれでいきたい けど・・・」





(チビ)「いいよ へいとが望むなら
    ボクがそのための【力】を与える。
    ボクもオリジナルと同じ【力のマテリアル】だもん」
(フェ)「えっ・・・」


どういうこと? と、わたしが言う前にチヴィが動いていた。
青白く瞬くチヴィ 眩しくて一瞬目を閉じる。
開いたときには チヴィの姿は無かった。
あったのは わたしの両手につけられた籠手。
そして左手に握られた レヴィのバルニフィカス(元のサイズ)



(チビ)『どうだ カッコイイだろ』
(フェ)「え、これ チヴィなの?」
(チビ)『動かしてみなよ 違和感なく使えるはずだからさ』


言われるがまま 左手でバルニフィカスを振ってみる。
確かに いつも右手でバルディッシュを振るうように 軽々扱える。



(チビ)『凄いだろ ボクがへいとの動きをサポートしてるのだ えっへん』
(フェ)「確かに凄い これなら両手に2本 いけるかもしれない」
(チビ)『諦めないで良かっただろ。
    あとはへいとに任せるからさ 全力でいきなよ。
    そして オリジナルを助けてあげてよ これ "ボクの望み" ね』
(アシ)『違う "私たちの望み" だよ。
    わたしはクロにぃと一緒に外部サポートしかできないけど
    わたしだってフェイトたちの助けになってるんだから』


(フェ)「うん きっとわたしたちだけじゃない。
    なのはたちも はやてたちも みんな一緒、
    レヴィを助けに 全部終わらせるために バルディッシュ!!」
[バル]「外装および魔力刃のサイズ変更準備完了。
    運用に適した機動型ジャケットを生成。
    バルニフィカスと同調回線(シンクロライン)接続。
    サー、いつでもいけます 最終認証を」
(フェ)「いい子だ フォーム変更認証 行くよ」
[バル]「認証確認 【スティンガー】フォーム ゲットセット」



待ってて レヴィ
わたしたちが助けるから 友達として 姉妹として




------------------------------------------------------------------------------------------


  (あと)

しばらくレヴィ側と外側の二本立て
女性の正体は一体!! 次回に続く  的な



相変わらず時代の先を行くフェイト
どこか違うニッポンが編み出した二刀流スタイル
どこ違にとって「SAMURAI」と「NINJYA」は基本

ライオットザンバー(3期)だと思った?
いいえこれもなのセントから
フェイト・テスタロッサ[ブルースティンガー]
たぶん大元はライオットでしょうけど
カード絵柄が2期劇場版の色違いになってます リライズ前が2期劇場

まぁ今回は「機動型ジャケット」としたので
(真)ソニックでも問題ありません 皆さんのご想像にお任せします
今回ジャケットは本編中に影響しませんので


ちなみに左側はチヴィサポートのバルニフィカスなので
フェイトなのに青い刃が出るウラ設定 これも本編中に影響しません




------------------------------------------------------------------------------------------




PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
secret (管理人だけにコメントする。)
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
当ブログの小説

最新のものは下記『最新記事』から
過去作品は小説一覧からどうぞ
ツイッター
総合ブログ・小説ブログ共通
鉄系orなのセントツイート多し
ブログ更新のツイートも一応あり

相互フォロー・デュエルメイト募集
ツイッターDMでお気軽にどうぞ

 
TweetsWind
ブログ内検索
最新CM
[05/04 ライト]
[02/06 管理人]
[01/28 ライト]
プロフィール
HN:
渡有くれは
性別:
非公開
自己紹介:
そろそろ新人も何ですのでHN更新しました。 
渡有(とある)くれはと申します。 
本日は当書庫をご利用いただきまして ありがとうございます。


当ブログは
メインサイト『総合商事ビルOKIRAKU』の
コンテンツのひとつです。
メインサイトへはリンク『総トップページ』よりどうぞ。
カウンター

Copyright © とある書庫の片隅 All Rights Reserved.
Material & Template by Inori
忍者ブログ [PR]