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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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王様は寛大









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  【SIDE HAYATE】
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あかん これは夢や
なのはちゃんとヴィータがくっついて見える。



(リン)『いえ、何故か分かりませんが正常にユニゾンしています。
    反応は我々と同等 もしくは強力です』
(王)「あやつら シュテルがついていながら
    世界の【理】を木っ端微塵に破壊しおった・・・」

・・・しゃーないな 見とうない現実を見よか。
そういえば誰かに聞いたことあるな
世界はそんなはずじゃなかった事ばっかりなんやて。
こうなったらたとえ夏の次に春が来ても おどろかへんで。



(リン)『翠の彼も前に出るようですし 前衛は十分でしょう。
    我々は側面から遊撃 もしくは支援に徹しましょう』
(はや)「せやな あそこに参加したらわたしが足手まといどころか
    一歩間違えたら消し炭になりかねへん」
(王)「我は嫌だぞ アフロ髪なんぞ」

ならへんと思うで それはアニメの話や。




(はや)「そういえば チヴィちゃんは【力】 シュテゆちゃんは【知恵】
    王様はわたしに何を提供してくれるのかなぁ ちょっち楽しみ」
(王)「期待すると後で後悔しても知らんぞ。
    ・・・まぁよい 我からは王らしいものを豪勢に "4つ" 提供してやろう」
(はや)「をぉっ さっすが王様 【向こう】のわたしの分身
    気前の良さはたいしたもんや」
(王)「褒めても増えたりはせんぞ」

でも照れは顔に出てるで。
なのはちゃん的に言えば わっかりやすーい。




(王)「1つはうぬが右手に既にあろう」
(はや)「これか? 王様の "杖"」

いつの間にか持っとったんや 無意識って怖いわぁ。


(リン)『ストレージデバイスですね
    主が術式行使するために最適化されています。
    おそらく【向こう】の主 もしくは王が使いやすいように調整されたものです』
(王)「そうだ 我が愛用の【エルシニアクロイツ】
   馬子にも衣装、うぬが持ってもそれなりの姿であろう。
   その姿をもって うぬの存在を、【カリスマ】を示すが良い。
   戦場を操り 味方の士気をあげ 勝利をモノにする そが戦場の王の役目よ」
(はや)「なんや壮大な役目やな できるんやろか わたしに・・・」
(王)「何を言う 元々うぬからできた身 うぬができんで 我ができるものか。
    そうだな 今はムリでも もう数年もすれば分かるであろうよ。
    うぬは そういう器を持った運命を背負っているのだと知れ。
    これで2つめだ」



(リン)「3つ目は 魔法術式ですね。
     何か私と主に流れ込んでくると思ってはいましたが」
(王)「仕方なかろう こやつは本格的に魔法に目覚めてまだ数刻、
     うぬも目覚めてまだほとんど時間がたってないのであろう。
     その状態で【闇】と戦おうなんぞ無謀にもほどがある。
     だが、あやつに レヴィに頼まれたからな。
     いいか これは仕方なくだぞ 大盤振る舞いだぞ。
     決して我がうぬらに情けをかけているわけではないからな」


言えば言うほどドツボにハマッてるのはおしえないほうがええな。
つまり王様は優しいってことや タダでくれてるんやし。
いや、タダほど高いもんは無いいうからな でも今はありがたくもらっとこ。




(はや)「えっと 杖と カリスマと 術式と
    あともうひとつは何なん?」
(王)「それは 時が来れば分かる」
(はや)「なんやそれ もったいぶらんでもええやない」
(王)「それもそうなんだが・・・
    いや、やはり我がいうよりは 己で気付くべきだ。
    他に3つも与えたのだからよかろう」


もーもったいぶって・・・
ま、ええわ 自分で気づかんとならんもんらしいし
今おしえてもらわんでも大丈夫なもんなら。







(リン)「主、状況は緊迫しています。
    今はそれくらいにして 今後の方針を」
(はや)「せやな 戦場を思い通りにするのも役目いうてたしな。
    とりあえず近づかんでもよくて 強力な術式はどれや?」
(リン)「強力ということは 一撃で終わらせる気ですね 主」
(王)「やれやれ 戦場構築にしては率直よのぅ しかし、悪くは無い」
(はや)「そう 最大の戦力をもって短期決戦をかけるんや。
    それで終われば後々の被害は少なくて済む。
    ヴィータのいうとおり レヴィちゃんのほうが準備できてれば
    次の一撃で全部カタがつくこともありえるからな」
(王)「できておればな ま、それは向こう次第だが・・・」



大丈夫や レヴィちゃんなら。
絶対帰って来てくれる そういう子やもん。
であって半年くらいやけど それだけは確信できる。
それはきっと なのはちゃんも フェイトちゃんも 他の皆も 同じ想いや。



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