迷子の蒼猫 15章-９

引き続きフルボッコ☆タイム
増援の正体は・・・

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　　【SIDEOUT】
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【援軍】が来たのはふた方向
海からと　陸から　である。
とはいえ　管理局のことではない。




現地魔法少女たちと【闇】が対峙する海上よりも沖のほうから
高速で接近する魔力反応があった。
【闇】を貫き　一撃で破壊量目標の１割を浚っていく。


魔力光は　紫だった。
その色には魔法少女たちには見覚えがある。



続いて一般人応援隊と　管理局前線指令の中間あたりを
【闇】に向かって走る光線が二本。
それぞれ【闇】１割を削いで　海上へ抜けていく。


こちらの色は　赤と黒だった。
この色に見覚えがあるのは　一人だった。







「なんとか間に合った・・・
　申し訳ございません主、大変遅くなりました」
「・・・遅かったやないの　姿見せるのも　謝るのも」


海側の援軍は　別の世界から異変を察知し
急ぎ戻ってきていたシグナムとシャマル。
最後の闇の書事件の主犯である。

主犯とはいえ　主の危機に参上できなければ
将どころか騎士の資格も面目もない。
管理局のお膝元　もとい結界内でも　主の為
恥ずかしながら恥じ姿を晒しに来た　というところだろう。






「やれやれ　ですね」
「全くだ　ようやく居場所が分かって迎えにきたら　これだ」


陸側の援軍は　レヴィの探し人
シュテゆと王様のオリジナル　シュテル＆ディアーチェ
実は二人とも元のエルトリアにおり　レヴィひとりが異次元に飛ばされたのである。
二人はレヴィを　知人や家族の手も借りずっと探していたのだった。
見つけて迎えに来たところがこの場面だったのである。
瞬時に現状を把握し　全力攻撃をお見舞いしたのだった。




騎士たちとはやて　そしてレヴィの涙腺が
【闇】より先に完全崩壊したのは言うまでもない。







が、まだ危機が去ったわけではない。
目標まで残り２割半　魔力が残っているのは司令部のほか　はやてたちだけ。


「再会を喜ぶのは後や」
『ええ、早速ですが　１番強力な術式を使いましょう。
　　それで目標に届くはずです』
「せやな　やるなら徹底的に容赦も躊躇もなく　それが手向けや」


王様にもらった術式をアレンジした　自身手持ちの最強魔法
神々の黄昏　又の名を　終焉の笛



「『【ラグナロク】』」




一切手加減なしの砲撃　破壊力はなのはに並ぶかもしれない破壊光線
【闇】に向かって着弾したそれは　内部爆発を誘発し
破壊目標をオーバーする成果を生み出した。






目標は達成　残った部位が　アリシアやクロノたちの手で
儀式術式に変換された転送魔法で　軌道上に送られる。
見送る魔法少女たち。





そらの一角で　爆発が見えた。








作戦終了


アースラからの連絡が　勝利と危機回避を宣言。
その場にいた少女と局員の時の声が轟いた。




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　（あと）

はやては結局　カードにもなってる原作と同じ魔法になりました
ディアと組み合わせてもよかったのですが
これを超えるオリジナル魔法の組み合わせは見つかりませんでした


最後の最後で帰ってきた将と湖
そしてついに本物登場
おまけで　さようなら【闇】　　おまけなのかｗ



０章２話【３度目の異次元漂流】フラグ回収
６章２話【嘘だっていってよ】フラグ回収
６章３話【君はひとりじゃない】フラグ回収
10章１話【諦めたら駄目なの】フラグ回収

結局　飛ばされたのはレヴィだけなんですね
捜索はフローリアン姉妹とユーリが１年でやってくれました
ここで重要なのは　マテリアルズが各ふたりずつ
同じ次元に存在してしまってること



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