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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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4月は通常間隔で更新の予定です

このへんはプロット時点では存在しませんでした
どう考えても次回作の影響ですありがとうございます
ちなみに次回作は プロットで1期を終わったところまで進んでます









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    【SIDE FATE】
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えっと これは どういうことなんだろう・・・



ついさっきまで わたしはなのはたちと闇の書、
ううん違う 夜天の書の防御システムと戦っていたはずなんだ。
それが どうしてベッドの上にいるのか分からない。
アースラの医務室じゃない これは 昔懐かしいアルトセイムの森の匂い。
わたしの記憶、ううんこれも違う アリシアの記憶の中にある小さい頃の匂い。


ベッドには わたしだけじゃない。
小さいアルフ こいぬフォームじゃない 契約してすこし経ったくらいの頃のアルフ。
それじゃここは その頃の時の庭園?
いや違う わたしは9歳の さっきまでと同じ体。
目線もかわらないし・・・


それは今はいい。 問題はそのほかの面々。
なぜかわたしの隣には わたしと同じ顔が並んでる。
ひとつじゃない ふたつも。

ひとつは アリシア。
ジュエルシード事件のとき見た わたしのオリジナル。
あのときの姿がそのままに 寝息を立ててきもちよさそう。
そしてもうひとつが・・・



「ででーん ボク一番乗り 早起きってすばらしいっ!!」



なんでレヴィがいるの?





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   【SIDEOUT】
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建物の中をティルは走る。
使用人の間をくぐり いくつもの扉を開けて。
目指す場所は建物の一番奥、
建物が広すぎて 子供の足ではなかなかたどり着かない。


ここでティルは目的地を目指すことばかりを考えるあまり
ひとつの違和感に気づいていなかった。
自分の足を 自分で動かして駆けていたことに。
いつも一緒だった相棒メルセデスが 手元に無かったことに。





最後の扉をあけると
中にいた ”確認すべき人物”は驚いた。


「おぉ ティルよ どうしたのだ 何か怖いものでも見たのか」
「ん・・・ なんでもない なんでもないよ」
「そうか? 凄い顔で入ってきたから 何があったのかと思ったぞ。
 ほれ まだ仕事中だ 後でいっぱい抱いてやるから 今は邪魔をしないでおくれ」



ティルに抱きつかれ困った顔をする ヒゲを蓄えた大男、
彼は 皆に『長』と呼ばれる この地を収める者。
幼い頃に生き別れた ティルの父親だった。







その部屋にいたのは 父親だけではない。
もうひとり 政務を手伝う者がいた。


「ほら、父上がお困りだぞティル。
 部屋まで一緒にいってやろう おとなしく待っていてくれるかな」
・・・にぃに


姿はユーノそっくり いや、ユーノがそっくりと言われた
実の兄に手を引かれ もとの目覚めた部屋に戻ってきたティル。
兄は また先ほどの部屋に戻ってしまい また一人になった。



一人になって ようやくメルが居ないことに気づいた。
生まれつきの体で 自分で自分の体を動かすことを知らないはずの彼女は
どうして一人で動けたのかが分からない。
動けたというレベルではない 執務室までは”全力で走って”いったのだ。
考えれば考えるほど分からない。
こういうときこそ アイデアをくれるメルが欲しい。



探そう 動けるのならば 動けばいい。
それから何故ここにいるのか二人で考えればいい。
なのはに教えてもらったことだ 自分で真実を見て感じ 決めればいい。


ティルは初めて自分の思い通りになる体を起して
行動を始めた。





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    (あと)


何故そこにいるんだレヴィ!?
と、これは後ほど明らかになりますが


3局同時は難しいね
かといって1箇所では今回短いので2箇所進行にしてます




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