小説置き場
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取り扱い:リリカルなのは二次SS
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あれ、なんか
なのはさんが残念な子に・・・
なのはさんが残念な子に・・・
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【あらすじ】
新たな力を手に
対ヴォルケンズ 第二戦
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騎士ふたり(?)と対峙する執務官の応援として
現場にやってきた魔法少女5人(我輩含む)
無事新システムつきデバイスも起動して 第二戦のはじまり はじまり
「わたしたちは貴方たちと戦いに来たわけじゃない」
「聞かせて 闇の書の完成を目指してる理由を」
なのは レイハさん向けて言ってるよ・・・
武器突きつけながら言うセリフじゃないよね。
というか原作で突きつけてたっけ?
あぁ、高町式なら間違ってないのか(一般的には間違ってます)
「あのさ、【和平の使者なら槍は持たない】って言葉 ・・・知らないよな」
「だろうな」
でしょうね。
交渉決裂決定。
「今のは なのはが悪かった」
「ふぇ!?」
「気づいてないところでアウト決定です。
あとで反省文ですね」
なのはの味方なんて居なかったw
しょうもない話をしてるところで
騎士の将、シグナム到着。
数としては 3対6(クロノ含む) 向こうはだいぶ不利だけど・・・
「みんな、手出さないでね。
わたし、あの子と1対1だから」
あの子とはすなわち 最初に襲ってきたヴィータですね。
なのは対戦相手指名。
「わたしも 彼女と・・・」
フェイトはシグナムを指名
前の戦いでまた好敵手指名したんですか?
「それじゃ あっちの人はボクがやるよ。
同じ青同士ってことでさ」
ディーノvsザフィーラか 珍しい組み合わせね。
そしてあぶれた3人で
姿が見えない騎士(シャマル)と主候補(エリス)の捜索となった。
なずなが結界内 我輩とクロノが外を捜索する。
といってもエリスは見つかんないだろうけどね 我輩だし。
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【SIDEOUT】
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結界内で 3つの戦闘が始まった。
桃色と赤 黄色と紫 青と白の魔力光が何度も当たる。
その間に 闇の書事件関係者を捜索する管理局側の魔導師3人、
戦闘の決着がつくか 関係者発見で事件解決への道が開く。
少なくとも 執務官はそう思っていた。
そしてそのチャンスは
最初にその執務官に回ってきたのである。
「!?」
「捜索指定遺失物所持 および使用の疑いで逮捕します。」
闇の書本体を手に持ち 戦闘区域の管制をしていた
関係者、騎士のひとりを見つけたのだった。
「抵抗しなければ弁護の機会がある。
同意するのであれば 武装の解除を・・・」
その先の言葉は 執務官のクチからは出てこなかった。
執務官本人の姿がその場になかったからである。
執務官は 死角からの攻撃でふき飛ばされていた。
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【SIDE MIZUHO】
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やれやれ リーゼさんたちに協力を要請しておいて良かったわ。
ストーリー的にはこれで合ってる訳だし。
クロノ執務官をふっとばしたのは 仮面の男に扮する猫姉妹。
今回、エリスとして動けないことを見越して 連絡を入れておいたのでした。
あとは魔導書の雷で結界を抜いて終了。
うん 順調なのはいいことだね。 どっかの提督さんの台詞だけど。
結界も抜かれ 騎士に逃げられた管理局ご一行。
魔法少女組はとりあえず クロノのまわりに集合となった。
結界を維持していた局員の撤収も始まっている。
「災難だったね」
「現場ではよくあることだ。 油断した僕が悪い」
「で、クロノをこてんぱんにしたのは誰ですか?」
「あんな奴は過去のデータにも無いが 敵には違いないだろう」
「第三者、狙いはロストロギア?」
「その可能性もある。 追跡は?」
「結界を抜かれたときにジャミングされて映像も駄目だったって エイミィが・・・」
「そうか・・・」
アースラクルー惨敗 かな?
その後 仮本部兼ハラオウン邸に移動 反省会となった。
騎士たち? 今頃用意してある鍋でもつついてるんじゃない?
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ハラオウン邸に戻ってきた仮本部待機のアースラ主用メンバーと魔法少女組、
この場にユーノ・アルフがいなくて かわりにトリッパー3人がいる以外は
原作と同じ面子がそろっていた。
このうち少女組は 説明もする前に運転することになったデバイスの
ちゃんとした説明をエイミィさんから受けている。
本来 カートリッジシステムは
繊細なインテリジェントデバイスとは相性が悪い。
それを承知で 4機はそれを望んだ。
その気持ちは 主たる4人もしっかり受け入れることが出来たらしい。
ちなみに高町姉妹には ラストスペル、もとい切り札の使用禁止が言い渡される。
フレーム強化までは さすがに追いつかなかったみたいね。
「問題は彼らの目的よね」
話を切り出したのは この事件を取りまとめる責任者 リンディ提督。
「彼らはまるで 自分の意思で闇の書の完成を目指してるようにも感じますし・・・」
「あれ、それドコがおかしいの?」
本来反論するアルフが居ないところは ディーノが反応した。
「あれって完成したら すっごい力が使えるんでしょ?
ジュエルシードみたいに使いたいって人が主さんで
その人のために騎士たちが動いてるんじゃなかったの?」
その考えは 大方間違ってはいない。
現に 過去の主はそうだったらしいし。
「ジュエルシードもロストロギアだけど 闇の書とは全く違う。
『願いをかなえる』という暖見な効果で通ってるジュエルシードはまだいいが
闇の書は 完成前も完成後も 純粋な『破壊』にのみにしかその力を使えない」
「なんか 危ないね」
「そう 捜索指定のものでも特に危険な代物さ。
あの騎士たちの性質も相まってね」
ここで 初めて語られることになる。
彼ら騎士が 【人間ではない】ことを。
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守護騎士の実態を聞かされた魔法少女たちは
驚きと戸惑いで 声を出せずにいた。
”彼らは 魔導書が持つプログラムのひとつであり
感情を持たず ただ命令を実行する存在”
アースラをはじめとした 管理局戦艦のデータベースにはそう記され
局員も 執務官も 全員そう聞かされている。
ゆえに 今回感情をあらわにしている騎士たちに
指揮系統であるハラオウン親子も エイミィさんも困惑していた。
「あの、この資料どこまで正確なんでしょう?」
「管理局の公式データベースに間違いは無い
・・・とは 今回の件では言い切れない事態だからな。
それを見据えていたのか グレアム提督が先手を打ってくれている」
「ユーノですね」
「ああ。 本局にある ありとあらゆる資料が保管された場所、
【無限書庫】で 数日前から資料を発掘してもらっている」
「スクライア一族の本領発揮だね。
発掘って ユーノたちの生業って言ってたし」
今頃本の山を発掘してるだろう。
「それじゃ 捜査にあたってる局員の報告と
ユーノさんの報告を待ちましょうか」
「そうですね 詳しい資料があれば 事件解決も早くなるでしょうし
転移頻度から見ても騎士たちの拠点はこの世界でしょうから」
「うまくいけば 主が先に見つかるかもね」
ちょっと ドキッとしたのは言うまでも無い。
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