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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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無茶ぶりは不定期なので
引き続きこちらメインで上げていきます


温泉回前編
あれ、淫獣フラグって折れなかったっけ?









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こんにちわ 俺です。


春も過ぎ そろそろ夏が見え隠れする大型連休
今日は団体様ご一行で温泉に行きます




ええ、運命の子と第二戦ですね。
初戦大敗を喫した魔法少女ズ
あれからなのははさらに訓練量を増やし
ゆうかは恭也さんたちに弟子入りを申しだす次第。
二人ともアレから1週間とは思えない成長ぷりをかましてくれてます。

俺? バインドを少し噛んだくらいかなぁ。
たいして成長してねぇ・・・










旅館に到着
少女たちは早速温泉に向かったようだ。
ユーノを連れて


『ちょっとまておいw』
『え、なに?』
『まさかとは思うがユーノは男湯だよな?』
『え、ここにいるよ? フェレットモードで』
『えっと 祐介、助けてくれると嬉しいんですが』


拉致られたんですね分かります。

『えっちなのはいけないと思うんだ』
『小動物ならモーマンタイです』

ゆうか、おまえもか・・・
さすが戦闘民族高町家 恥を知らない。



しかし助けに行くには遠いところにいる俺。
たしか士郎さんも恭也さんもまだ温泉いってないはず。


『今のうちに役得を満喫してこい』

グットラック ユーノ






さて 俺はどこにいるかというと 温泉近くの林の中。
今夜にも発動するジュエルシードがあると思わしき場所。

パソコンで落下地点は分かってるが
落下した後移動したものは想定範囲外なんだよね。
今までもカラスがもってったりで 移動してるものがあった。
今回は小川の中なので 下流に流れてる可能性がある。


あと あの子も近くに居るはず・・・






居た ・・・んだが


「おいおい 無防備だな」


木の上で寝てやがります。
よく落ちないよな。










あ、すまん 今のフラグだったようだ。


親方ァ 空から女の子が!!









「っとあぶなっ!!」

落ちてきた彼女をキャッチ。


「ぅ うーん・・・」
「気づいたか?」
「!? 貴方は どうしてここに」
「ちょいとこの近くに家族旅行にな。
 で、空から女の子が降ってきた」
「・・・」
「信用できんならデバイスに聞いてみぃ」
「バルディッシュ」
  [サーが落下し、彼が助けたのは真実です]
「そう・・・」





いいかげん地面にリリースしてやった。
彼女はバルディッシュを起動させて構えている。


「ところでお前さん この前の犬は?」
「狼です。 アルフならさっき偵察に行くって・・・」

ここで口を押さえる少女。
名前出したのに気づいたようだ。

「気にするな 前はああ言ったがお前さんの名前も住所も把握してる」
「なっ!?」
「遠見市の○○番地だろう? フェイト・テスタロッサちゃん」
「・・・呼び捨てでいい。 貴方、何者?」
「しがない元高校生だ。 ちょっと秘密を持った、な。
 ちなみに今のことは あいつらには喋ってない。
 さっき助けてやったんだ ちょいとくらいは信用してくれてもいいんじゃねぇか?」






構えを解いたあたり ちょっとくらいは信用してくれるようだ。


「・・・貴方」
「俺、名乗ったよな?」
「・・・祐介は どこまで知ってるというの」
「だいたい全部 そのあと起こりうることまで。
 君がジュエルシードを集めてる理由とか
 君の母親の病気とかな」
「知った上で邪魔する訳」
「逆だな。 俺はできるだけいい方向に持って行きたい。
 このままだとフェイトも フェイトのお母さんも
 でけぇ次元震を伴って当てのない旅に出ちまうぜ」
「・・・」
「そうか お母さんがジュエルシードを集めてる理由は知らないんだったな」
「祐介は知ってるというの?
 それこそ信用できない話」


「信じるか信じないかはお前さん次第だわな。
 あとはソレとは別に なのはたちと仲直りしてくれりゃ万々歳だが」
「なのは?  あぁ あの白い子・・・」
「ちなみにアルフが対峙してたのは ゆうかって子だ」
「宣戦布告した以上 私は手を抜く気は無い」
「それでいいんだ 手ぇ抜いたってアイツは喜ばんさ
 むしろドーンとぶつかって ドーンと気が済むまでやりゃいい。
 【昨日の敵は今日の友】って諺がこの国にはあってだな」


「祐介のことは ちょっとは信じてあげてもいい。
 でも戦いになったら わたしは負けないから」
「ああ お互いドーンとぶつかれば何か分かるだろうしな。
 都合いいことに 近くにジュエルシードあるみてぇだし」
「・・・気づいてたの?」
「でなきゃ お前さんたちは来ないだろ。
 そうやってお互いぶつかり合って
 最終的には分かり合えるだろうさ」
「その保障はできない」

思考が固いねぇ・・・





「そんじゃま 俺から話せるのはここまでだ。
 あとのことを決めるのは 個人それぞれだし
 俺もそろそろ温泉いきてぇし」
「・・・そう」
「話せてよかったぜ フェイト」
「わたしは まだそうは思えない」
「そう思える日が来るさ んじゃな」



言うことは言った。
あとの答えは 己で出すだろう。
そう思い 俺はもと来た道を歩いていく。
今夜が楽しみだ。





『ゆうすけ ゆうすけ
 ユーノがまっかになって うごかなくなっちゃった どうしよう?』
『氷水で締めたらいいんでね?』

ユーノには まだ早かった道か・・・





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