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小説置き場  通常は3の倍数日に更新します   取り扱い:リリカルなのは二次SS
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子供は時として残酷な発言をすることもある








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   【SIDE NANOHA】
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ジュエルシードの暴走で
ここまでがんばってくれたレイジングハートを壊しちゃった。
自己修復 って機能でお休みして
わたしの元に返ってきたのは 3日後。


(なの)「ずっとがんばってくれてたんだよね。
    わたし 気づけなくてごめんね」
[レイ]「修理は万全です ノープログレム」
(なの)「また わたしと一緒にがんばってくれるかな」
[レイ]「イエス マイマスター」


レイジングハートは わたしをマスターって言ってくれた。
わたしがレイジングハートの所有者であることを宣言してくれた。
その期待に 答えないとね。


(なの)「きょうはこのあと何も予定ないし さっそく捜索再開なの」
(レビ)「ところがその気合もむなしく かなぁ」


・・・みたいだね。 探すまでもない 発動した子がいる。
この方向は海かな?  早く行こう。




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   【SIDE LEVI】
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ジュエルシードは空気を読まない。
そりゃ意思をもってるわけじゃないから仕方ないんだけどさ。


こんどのジュエルシードは樹に憑いてるのかぁ。
ハロウィンみたいな顔してるけどまだ4月だよ?
ま、いいや さっさと封印しちゃおう。


(なの)「快気祝いのイッパツなの。
    最初っから全力全開 リリカルマジカル ジュエルシード封い... ふぇ!?」


ナノハが景気良く放った封印砲撃
樹は弾いた。
なにあれ 防御魔法?
今まであんなの使ってきたヤツいたっけ?



今度は逆方向から魔力刃。
あれは へいとの魔力光だけど
樹はそれも弾いちゃう。


(アル)「なんだいあれ いっちょまえにバリア張るのかい」
(フェ)「ジュエルシード自体 今までより強い力を持ってるんだ。
    でもここで時間をかけてる暇は無い だから・・・」



封印するまで共闘しないか?


意外にも へいとから持ちかけてきた提案。
もちろん ボクもナノハも賛成だけど
へいとの心境になにかあったのかな?










ナノハとへいと
ふたりの同時攻撃で ジュエルシードはあっけなく封印できた。
とりあえず 流れ弾か何かでまたジュエルシードが暴走するのは困るから
アルフが代表してお預かりしておくことに。



(なの)「フェイトちゃん・・・」
(フェ)「手を取り合うのはここまで。
    あのジュエルシード どっちが持っていくか
    さぁ あなたと決着 つけさせてもらう」
(なの)「あの、戦うまでもないと思うの。
    これからも一緒にジュエルシード集めて それから・・・」
(フェ)「その先は聞きたくない。
    何を言いたいか 分かってるつもりだから」


へいととアルフ
主人と使い魔の関係のふたりには 魔力を送るリンクがつながってる。
同時に 精神リンクもつながってて ふたりの想いはそれぞれが受け取れる。
アルフが大きくなって 精神リンクは最低限まで細くなったみたいだけど
それでも僅かな感情は無意識に相手に流れる。

たぶん あの日記をみつけて ボクらに打ち明けたとき
へいともアルフの何らかの感情を受け取っちゃったんだ。
それを この2,3日のあいだに打ち明けてもらったのかのかもしれない。
あるいは・・・



(レビ)「へいと 左腕!! どうしたの」
(フェ)「えっ あ、これは なんでもない」


左腕の奥 ふだんは服で隠れてる場所
そこに僅かに見えた 新しめの傷。
切り傷でも 訓練の傷でもない。
ふだん普通に生活してたら そんな場所に傷なんてつかない。



(なの)「あっ よく見たらあちこちにあるの。
    フェイトちゃんそれどうしたの? まるで鞭打ちにでもあったみたいに・・・」
(フェ)「・・・ごめん それ以上言わないで」


【記録】から ボクは知った。
ナノハ ピンポイント 大当たりだよ。
されてるんだ 鞭打ち。  それも 愛するおかあさんに。



(フェ)「これはあなたには・・・  なのはには関係ない。
    ヒトの知られたくないところを付くなんて しないよね?
    だから そこには触れないで」
(なの)「あ、うん わかった 触れないの。
    でもフェイトちゃんは 本当にそれでいいの?」
(フェ)「今はジュエルシードを集める それだけだから」




さぁデバイスを取って  そう言われてレイジングハートを構えるナノハ。
今回もボクたちは見てるだけ。  ナノハもそう望んでる。
こんどこそ決着をつけて そして改めてお話すればいい。
ボクも ユーノも たぶんナノハもそう思ってた。


このときは。




突然現れた【黒いの】に
決闘に横槍を入れられるまでは。





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  (あと)

空気を読めないことに定評のある黒いの

フェイトは隠したい 裏の事情



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